猫が食欲不振になっちゃった!エサを変えて効果はあり?

猫が食欲不振になったときの対処法や原因をまとめています。エサを変えるのは効果的?病気にかかってない?などの気になる点を書いております★

猫がエサを食べなくなった時の対処法を10個教えます

 

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愛猫がご飯を食べてくれない!そんな時できるちょっとした工夫や様々な可能性について今回はまとてみました。

 

まず、基本的に猫は気まぐれな性格です。そのため病気やケガが原因でなくとも食べないときはごはんに飽きてしまっている可能性が考えられます。

 

対処法1 フードを変えてみる

 

猫の嗅覚は人間の6倍以上、味覚は12分の1と言われていて、人間よりも実は味覚を感じる受容体が少ないのです。

 

そのため臭いがきついフードに変えると気分も変わり、食いつきが良くなる可能性があります。

 

また、猫が体調が悪い時は鼻も利きにくくなり、食欲が落ちている可能性もあります。

 

対処法2 器を変えてみる

 

猫はひげが当たることを嫌うため、普段深い器でごはんをあげている・いつも猫のひげが器に当たっているという方は注意が必要です。

 

猫にとってひげは大切な感覚器官。そんな敏感なところが常に触られている感覚があると嫌ですよね。

 

前足で器のフードを出そうとしている、床に食べ散らかす、食欲にムラがあるという行動をとっているなら「ひげ疲れ」を起こしている可能性があるので、浅めのお皿で猫が食べやすい位置に調整してあげるのがお勧めです。

 

また、猫は臭いにも敏感なので前に食べた残りかすなどが残って嫌な臭いを発していると食べないこともあります。夏場など特に注意してあげましょう。

 

対処法3 高さを変えてみる

 

ごはんを食べるときに猫が食べやすいよう器の高さを変えてみるのも一つの手です。

 

猫も人間と同じように、食べにくいと食欲をなくします。

 

人に置き換えると非常に分かりやすいのですが、例えば、かがんだまま下向きに食べるとお腹が圧迫され、あまり量が入らなくなります。

 

そして、ずっとその体勢で食べていると関節に負担もかかります。

 

さらに、下向きに食べていると喉から背骨のラインが曲がっているため飲み込みにくいです。


このような理由から猫も、あまり床に近い位置で食べさせていると体に負担がかかる可能性があると言われています。

 

なので、愛猫の身長に合う高さの器を用意するか、適当な台を器の下に入れてあげるなど工夫してみると食べてくれるようになるかも知れません。

 

対処法4 フードに“ちょい足し”してみる

 

いつものフードにウェットフードを混ぜてみたり、少し温めてみたり、猫の好きなものを取り入れて工夫してみましょう。

 

香りがつく手作りのふりかけなどもお勧めです。


また、そうする際にはしっかりとフードとまぜてあげることで、「ふりかけをかけてあった上の部分だけ食べた」という事態を防ぐことができます。


対処法5 食べ終わったらすぐ下げる

 

猫は基本的にだらだらと何回かに分けて食べる子が多いです。

 

そのため、一度ごはんを出してすぐに食べないようなら下げてしまい、「いつでも食べられるわけではない」と教えるのも一つの方法です。

 

そうしているうちに「好きな時に食べられない」ことを学び、ごはんがあるうちに食べてくれるようになる子もいます。

 

でもこの方法では食いつきが良くなりすぎて、焦って食べるばっかりに勢い余って吐き戻してしまう子もいるため、様子を見ながら実践することをお勧めします。

 

対処法6 安心して食べられる環境をつくる

 

猫は本来一人で生活していた生き物。

 

周りには常に外敵がいて、いつ自分のごはんを横取りされるか分かりません。

 

そんな本能からくる不安を取り除いてあげるため、あまり食いつきの良くない子には狭くて暗い場所(猫が安心していらる場所)を用意して、その中でごはんをあげてみるというのもお勧めです。


特に家に新しく来たばかりで不安を感じている子猫などには有効です。

 

対処法7 手でごはんをあげてみる

 

もともと猫は気まぐれなので、手であげてみると普通にあげるよりよく食べたということがあります。あまり食べない時に試してみるといいかも知れません。


でも、ずっと手からごはんをあげているとそれが癖になって今度は普通に器から食べなくなってしまうのでやりすぎは要注意です。

 

また、このやり方はフードを新しく変えた時などにも使える手です。

 

猫は普段食べ慣れているフードがあると、フードが新しく変わった時そもそも「食べられるものだ」と認識してくれない場合があります。

 

そんな時にも「初めの一歩」として人間が「これは食べられるものだよ」と示してあげるために手からやってみると効果的なことがあります。


対処法8 母代わりになり、猫を安心させる

 

子猫は食べるのに夢中になるので、食べている時無防備になります。

 

その時母猫が外敵から子猫を守るために見張りに立つことが野生のネコ科動物にはあります。

 

そういった本能が強く残っている子の場合、飼い主のあなたが傍で見守ってくれていると安心して食べられる子もいます。

 

もしそういった性格の子なら優しく体を撫でてあげるとより安心するかも知れません。

 

対処法9 リズムを守る

 

いつも決まった時間にごはんをあげていたのについつい忙しくて、ごはんをあげるタイミングがズレてしまった…なんて時はありますよね。

 

でもそれが原因で食欲がわかない子も中にはいるようです。

 

そういった子はリズムが狂うことを嫌うので、忙しい時は自動給餌機を使ったり家族に頼んだりしてなるべくリズムを崩さないように工夫することが大切です。

 

対処法10 病気やケガがないか確認する

 

病気やケガを疑う時は、普段から自分の愛猫がどんな行動をとっているのかちゃんと把握しておくことがとても大切です。

 

いつもと違う行動をしていないかチェックしてみましょう。

 

他にも気温の変化や、繁殖期の有無によっても猫の食欲は変わってくるため、色々試しても元気がないままなら動物病院へ行って相談してみましょう。

 

まとめ

 

ここまで猫がごはんを食べてくれず元気のない時にできる対処法を書いてきましたが、案外すぐに実践できることばかりだったと思います。

 

あなたのちょっとした工夫で愛猫は食欲を取り戻してくれるかも知れません。

 

これからも愛猫と一緒に快適なごはんライフを楽しみたいですね。